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| 大毛西の交差点を東に入ってすぐ左側にある「なかまる」。のれんが目印 |
そろそろ温かい食べものが恋しくなる季節だ。そんな折、名岐バイパス大毛西の交差点を東にちょっと入ったところに、小さなみそ煮こみうどんの店を発見。これはぜひ入ってみようとのれんをくぐった。店主の中丸雄貴さんは、まだ29歳と若いが、大学在学中からみそ煮こみ一筋に修業した本格派だ。みそ煮こみへの思いを熱く語ってもらった。
みそ煮こみの老舗と言われる店で、学生のころからアルバイトをしていた中丸さんは、卒業後も修業を続け、1年前に「なかまる」をオープンした。
「みそ煮こみやそばというと、どうしても年配のお客様というイメージがありますが、私は若い人たちにもそのおいしさをもっと知ってもらいたいですね」と語る。
パスタやラーメンを食べるように、気軽に「煮こみ、すすりに行こうよ」と友達同士で、またカップルで立ち寄ってほしいというのが、彼の願いである。
そんな思いがこめられた店内は、とてもシンプルなレイアウトでおしゃれな雰囲気。またバックにはジャズが静かに流れており、これならデートの途中に立ち寄っても大丈夫そうだ。
めんの味にもこだわり、最高級の粉と浄水を使って毎日打っている。
「練って、こねて、寝かせて、切るまですべて手作業。機械は一切使っていません」
手打ちうどん、手打ちそばといっても、こねる作業は機械を使う店も多いが、同店はすべての工程を手で行っているという。
みそは、八丁みそを数種類使っているが、それだけでは辛味が強すぎるので、白みそをブレンドしてマイルドに仕上げている。だしはかつをとトリがらでとっている。
同店ではみそ煮こみだけでなく、そばも手打ちだが、この季節はやっぱりみそ煮こみを試してみたい。というわけで「みそ煮こみ」と「きのこ入りみそ煮こみ」を注文してみた。めんは固すぎず、柔らかすぎず、ほどよいコシがおいしい。だしの加減もほんのりかつおの風味が効いており、とても自然な味だ。
「化学調味料は一切使用していませんので、安心して召し上がっていただけます」
またすべてのみそ煮こみに卵が入っているのもうれしい。
「みそ煮こみ」(700円)、「親子入り」(850円)、「きのこ入り」「850円」、「もち入り」(850円)、「豚天入り」(1,000円)、「天ぷら入り」(1,100円)など、トッピングもいろいろ。特に「豚天」というのは、同店オリジナルで、豚天の中にもちが入っており、ファンもたくさんいるとか。
「お酒のおつまみとして、豚天だけ注文される方もいらっしゃいますよ」
プラス250円で大盛り、プラス150円で定食(ごはん、小鉢付き)、プラス400円で「ミニ天丼」も注文できるので、おなかの空き具合に合わせて選んでみよう。
みそ煮こみうどん以外の「すまし煮こみ(しょうゆ味)」(700円)、「鍋焼きうどん」(700円)、「手打ちざるそば」(750円)、「かけそば」(800円)、「天ぷらそば」(1,200円)、「かけうどん」(800円)なども人気だ。
また同店では「今月の煮こみ」(1,100円。定食の場合は1,300円)を月替わりで用意している。
ちなみに今月は「10月の牛もつ煮込みが好評でしたので、今月も引き続き牛もつです」ということだ。来月はカキ入りになる予定。
中丸さんは、お客さんのさまざまな要望にも極力こたえていきたいと語る。
「例えば、メニューに載ってなくても、ご提供できるものなら作りますし、めんのゆで具合のリクエストがあれば、できる範囲でおこたえしますので、お申し出ください」
小さな店ならではの、行き届いたサービスが、同店の魅力でもある。寒い季節に向かって、あなたもあつあつのみそ煮こみをすすりに出かけてみてはいかがだろう。